DIYで家の維持費をガッツリ削る!ホムセン店長がおすすめ節約術10選

こんにちは!

「業者に頼むと高い…でも自分でできるか不安」

そんなお声を毎日のようにお客様から聞きます。実は、ちょっとした知識と道具さえあれば、年間で数万円の維持費を自分で節約できるケースがたくさんあるんです。

今回は、店頭でよくご相談いただく内容の中から「これは絶対DIYで挑戦してほしい!」というテーマを10本ピックアップしました。難易度と節約額の目安も添えていますので、まずは簡単なものからチャレンジしてみてください。



【第1弾】トイレのチョロチョロ水漏れ、自分で直せます

放置すると年間1万円以上の水道代が消える

トイレの水が「チョロチョロ…」と流れ続けていることに気づいていながら、「少しだけだから大丈夫かな」と放置していませんか?

実はこれ、1日あたり約100リットル、年間で3万リットル以上の水が無駄になっているケースもあります。水道代に換算すると、年間1万円以上の損失になることも。

原因はほぼ2つ

① フロートバルブ(ゴムフロート)の劣化

タンク底のゴム製の弁が劣化して水が止まらなくなるケースです。10年以上使っているトイレで最もよくある原因。

② ボールタップの不具合

タンクに水を供給するための浮き球つきのバルブ。浮き球が正常に動かなくなると、水が出続けます。

修理の難易度と費用感

修理内容難易度部品代の目安業者に頼んだ場合
フロートバルブ交換★☆☆500〜1,500円8,000〜15,000円
ボールタップ交換★★☆1,500〜3,000円10,000〜18,000円

修理の手順(フロートバルブ交換の場合)

  1. トイレタンク横の止水栓をマイナスドライバーで閉める
  2. タンクのふたを開ける
  3. 古いフロートバルブを取り外す(多くの場合、引っかかっているだけ)
  4. 新しいフロートバルブを取り付ける
  5. 止水栓を開けて動作確認

工具はマイナスドライバー1本だけ。所要時間は慣れれば15〜30分です。

店長からひとこと

トイレの品番はタンクのふたの裏側か、タンク側面に刻印されています。その番号をスマホで撮影してお店に来てください。適合する部品をすぐご案内します!



【第2弾】エアコンのフィルター掃除で電気代を年約5,000円節約

「掃除してるつもり」でも実は汚れが残っている

エアコンのフィルター、定期的に掃除していますか?「自動お掃除機能がついているから大丈夫」という方も要注意。自動お掃除機能はあくまでフィルター表面のホコリを取るだけで、フィルターの目に詰まった細かい汚れやカビは別途掃除が必要です。

フィルターが詰まると冷暖房の効率が下がり、同じ温度設定でもエアコンがフル稼働し続けます。これが電気代を押し上げる原因になります。

どれくらい電気代が変わるの?

環境省のデータによると、エアコンフィルターを月2回清掃することで、冷房時の消費電力を約4%削減できるとされています。夏の電気代が月1万円のご家庭なら、年間約5,000円以上の節約効果が見込めます。

正しいフィルター掃除の手順

  1. エアコンの電源を切る
  2. フロントパネルを開けてフィルターを取り出す
  3. 掃除機でホコリを吸い取る(水洗い前に必ずこの工程を)
  4. ぬるま湯でやさしく水洗い(強くこすらない)
  5. 完全に乾かしてから取り付ける(濡れたまま戻すとカビの原因に)

さらに節約したいなら

室外機の周りに物が置いてあると排熱がうまくできず、効率が下がります。室外機の前後左右に30cm以上の空間を確保するだけでも効果があります。

年に1回、フィルター掃除に合わせて室外機周りの確認も習慣にしてみてください。



【第3弾】窓の断熱フィルムを貼るだけで冷暖房費が激減

冬の寒さと夏の暑さ、窓が原因の7割

「暖房をつけても足元が寒い」「窓際に座ると冷気が来る」という経験はありませんか?

実は、冬に室内から逃げる熱の約58%が窓からと言われています。夏も同様で、外からの熱が窓を通じて室内に入ってきます。断熱リフォームというと大工事をイメージしがちですが、断熱フィルムを貼るだけでも大きな効果があります。

断熱フィルムの種類と選び方

種類特徴向いている季節
断熱フィルム(冬向け)室内の熱を逃がしにくい冬の暖房費節約
遮熱フィルム(夏向け)外からの熱をカット夏の冷房費節約
断熱・遮熱兼用タイプ1年中使える通年おすすめ
プチプチ(気泡緩衝材)コストが最安冬の断熱

貼り方のコツ

  1. 窓ガラスをきれいに拭いて乾燥させる
  2. 霧吹きで水をたっぷりスプレーする(気泡が入らないようにするため)
  3. フィルムを貼り付けてスキージーで気泡を押し出す
  4. 余分な部分をカッターでカット

節約効果の目安

1枚の窓に断熱フィルムを貼った場合、冬の暖房費が1シーズンで3,000〜8,000円削減できたというデータもあります。フィルム自体は1,000〜3,000円程度なので、1シーズンで元が取れるコスパの高さが魅力です。

賃貸でもOK

水で貼るタイプのフィルムは原状回復が可能なものが多く、賃貸のお部屋にも使えます。ただし、ガラスの種類によっては使用不可のものもあるので、パッケージの適合表を必ず確認してください。



【第4弾】シャワーヘッドを交換するだけで水道代とガス代が同時に下がる

シャワーを5分使うと何リットル使っているか知っていますか?

一般的なシャワーヘッドの流量は毎分10〜15リットル。5分のシャワーで50〜75リットルの水を使います。4人家族で毎日シャワーを浴びると、それだけで月に約6,000リットル

節水シャワーヘッドに交換すると、流量を毎分5〜8リットル程度に抑えられます。水の量が減れば、お湯を作るためのガス代も同時に下がる、一石二鳥の節約です。

節約シミュレーション(4人家族・毎日シャワー5分の場合)

通常シャワー節水シャワー差額
月間水使用量約6,000L約3,200L約2,800L削減
水道代(月)約1,500円約800円約700円節約
ガス代(月)約3,200円約1,700円約1,500円節約
合計月間節約額約2,200円
年間節約額約26,000円

交換は工具不要、5分で完了

シャワーホースとシャワーヘッドの接続部はほとんど共通規格(G1/2ネジ)なので、基本的にどのメーカーのシャワーヘッドも既存のホースに取り付け可能です。

  1. 今のシャワーヘッドを左に回して取り外す
  2. 新しいシャワーヘッドを右に回して取り付ける
  3. 水を出して接続部からの水漏れがないか確認

これだけです。工具も不要で、5分あれば交換できます。

選ぶときのポイント

節水率だけでなく「使い心地」も重要です。節水しすぎると水圧が弱くなってシャワーが快適でなくなることも。節水率50%前後の製品がバランスがよく、使い心地と節約を両立しやすいのでおすすめです。



【第5弾】コーキング(シーリング)の打ち直しで光熱費と修繕費を同時に節約

ひび割れたコーキングを放置すると大変なことになります

お風呂のタイルの目地、洗面台の縁、窓のサッシ周り——これらの白いゴム状のものが「コーキング(シーリング)」です。

築5〜10年を過ぎると、このコーキングがひび割れたり、黒ずんで浮いてきたりします。見た目の問題だけでなく、隙間から水が入ることで壁の内部が腐食したり、カビが広がったりする原因になります。

放置していた結果、壁の内部まで腐食が広がって大規模リフォームが必要になったケースがたくさんありました。

コーキングの打ち直しに必要な道具

  • コーキング剤(シリコン系):700〜1,500円
  • マスキングテープ:200〜400円
  • コーキングガン:500〜1,000円
  • ヘラ(付属品か100円ショップで可)

合計:1,500〜3,000円程度

業者に依頼した場合、お風呂一周で3〜8万円かかることも。コーキング打ち直しは、コスパ最強のDIYのひとつです。

手順の流れ

  1. 古いコーキングをカッターで丁寧に取り除く
  2. 表面をきれいに拭いて完全に乾燥させる(ここが一番重要!)
  3. 両側にマスキングテープを貼る
  4. コーキングガンで均一に充填する
  5. ヘラで表面をなめらかに整える
  6. マスキングテープをすぐに剥がす(乾く前に)
  7. 24〜48時間乾燥させる

失敗しないための一番のコツ

乾燥が命です。水分が残った状態でコーキングを打つと密着せず、すぐに剥がれてきます。晴れた日に作業することと、乾燥後に施工することを必ず守ってください。



【第6弾】LED電球への交換——「もうやってる」と思っているあなたも見直しを

実はまだ白熱電球が残っている場所がある

「もうLEDに換えた」という方でも、意外と見落としている場所があります。

  • 玄関の人感センサーライト
  • 押し入れや納戸の照明
  • 屋外の門灯・軒先ライト
  • 電球型蛍光灯(これもまだLEDより電力を使う)

特に屋外の門灯は長時間点灯していることが多く、LED化の効果が大きいにもかかわらず、見落とされがちです。

消費電力と電気代の比較(1日8時間点灯の場合)

電球の種類消費電力月の電気代年間電気代
白熱電球(60W相当)54W約650円約7,800円
電球型蛍光灯12W約145円約1,740円
LED電球7W約85円約1,020円

1灯あたりでも年間で最大6,800円の差。家中に白熱電球が10灯あれば、年間で6〜7万円の節約になる計算です。

LED電球選びで失敗しないポイント

「口金サイズ」と「光の色」を必ず確認しましょう。

口金サイズはE26(一般的な大きさ)とE17(ひと回り小さいもの)の2種類が主流です。現在使っている電球の側面に記載されているので確認を。

光の色は「電球色(温かみのある黄色い光)」「昼白色(自然な白い光)」「昼光色(青みがかった白い光)」の3種類。リビングや寝室には電球色、キッチンや洗面台には昼白色がよく合います。



【第7弾】排水口のヌメリ取りを習慣にして高額な排水管洗浄を予防する

排水管の高圧洗浄、費用を知っていますか?

キッチンやお風呂の排水が「最近流れが遅い」と感じたことはありませんか?

そのまま放置すると詰まりが悪化し、最終的に業者による高圧洗浄が必要になることがあります。費用は1か所あたり1〜3万円。定期的なセルフケアで予防できるなら、絶対にやっておきたいですよね。

排水口のセルフケア、月500円以下でできます

重曹とクエン酸(またはお酢)を使う方法

  1. 排水口に重曹を大さじ3〜4杯ふりかける
  2. その上にクエン酸(またはお酢)をかけて発泡させる
  3. 10〜15分放置
  4. 熱めのお湯(50〜60℃)で流す

発泡する力で汚れを浮かせ、消臭・除菌もできます。重曹もクエン酸もホームセンターで大容量が安く手に入ります。

月に1回だけ「パイプクリーナー」を使う

市販のパイプクリーナー(液体タイプ)を月1回使うだけで、油汚れや髪の毛の蓄積を溶かして予防できます。1本200〜400円程度。これを習慣にするだけで高圧洗浄の頻度を大幅に減らせます

ゴミ受けの素材を見直す

プラスチック製のゴミ受けはヌメリがつきやすく、こまめな掃除が必要です。ステンレス製やシリコン製に変えるだけで汚れの蓄積が格段に減ります。一度の投資で長期間効果が続くので、掃除の手間も減って一石二鳥です。



まとめ:小さなDIYの積み重ねが家計を変える

今回ご紹介した節約術を全部実践した場合の、年間節約額の試算です。

DIY内容年間節約額の目安
トイレの水漏れ修理10,000〜15,000円
エアコンフィルター掃除5,000〜8,000円
断熱フィルム施工10,000〜30,000円
節水シャワーヘッド交換20,000〜30,000円
コーキング打ち直し(修繕費予防)30,000〜80,000円
LED電球への切り替え10,000〜50,000円
排水口の定期ケア(高圧洗浄予防)10,000〜30,000円
合計(目安)年間10〜24万円

もちろん、家の状況によって効果の大きさは変わります。でも「どれか一つでも」やるだけで、確実に家計はラクになります。

「部品はどれを買えばいいの?」「うちの場合はどうすればいい?」という疑問は、ぜひお近くのホームセンターでご相談ください。スマホで写真を1枚撮ってきてもらえれば、適切な部品をすぐご案内してもらえると思いますよ😊


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